2018年7月20日
葉山のリノベーション(葉山町)
設計士さんの入った案件でした。基本計画図を基に現調を行い、既存図を作図の上壊しながら確認して納まりを決めていきました。何回もリフォーム・増築を経ての住宅だったため、いろいろ探りながらの施工となりました。間取りはリノベーションらしくがらっと変えてしまったので、写真で比較は難しいかもしれません。
リノベーションで難しいのは、どこまで壊してどこを残すかです。全部変えたら新築になってしまいますので、経年変化の味を残していく作業が必要となります。過度に手を加えない、ただ調和するように手を加える。それがリノベーションの醍醐味だと思います。機能は一新しつつ味を残しながら、そんなリノベーションでした。
電気式の床暖房に、杉の無垢フローリング張、壁はモルタル仕上げで、天井は塗装仕上げ、一部小屋組みの表し空間が2部屋。設計士さん、施工屋、お客様の感性がぴったり合って始めて実現できる空間が完成しました。