2024年3月15日
武蔵溝ノ口駅木質化工事(川崎市)
工事で何が得意かと聞かれたら、なんでも得意なんだと思います。今回は初めて公共工事を下請けという立場で参加させて頂きました。JR武蔵溝ノ口のコンコースの川崎市の持ち分の場所を、木質化するといお話でした。全体を構成していた方の話を伺って、頭で構成して、デザイナーにイメージ図を作ってもらいました。川崎市及び各管轄との沢山の調整を経て、ガラッと木質化完了です。今回ストリートファニチャーとして、浜松の材木屋さんに入って頂き、ベンチを制作しました。今まで足をとめる場所ではない場所にベンチを置いたら、また街の風景が変わって楽しかったです。
壁面材料は埼玉県産の椹(さわら)ベンチは静岡産の桧(ひのき)ベニヤを使いました
- 施工前はガラスにたくさんの公告がありました。剥がすのに大変苦労しました。
- この写真がプランの始まりです。
- 通過するだけの中央スペースでした。
- 現場の写真を撮影し、AIで人を消してもらい、デザインを乗せました。
- 中央のベンチを入れてもらいました。
- 桧板に焼いてもらったものを今回掲示します。デザインを確認してもらいました。
- 平塚から溝ノ口まで7時間、仮囲い組む前に一番長い材料を搬入してもらいました。
- 下は仮囲い、上は様子が見えるように、ネットを張りました。
- この工事の肝は鉄骨だと思ってます。下地がないと、木質化は無理です。納まりをよく考えて図面を何枚も書きました。
- ほとんど1人で、たまに応援入れて丁寧な仕事をしてくれました。感謝です。
- 無垢の特性をよくみて、うまく張ってくれました。
- 植栽も入りました。ベンチには必ず人が座るようになりました。
- 特注のプレートを掲示しました。
- 始めの計画図通りに完成です。ありがとうございました。