2014年2月20日
美容室店舗工事(藤沢)
居ぬき美容室のリノベーション(藤沢 L’ASIE様)
5年近くあいていた美容室の居ぬき物件。ここで開業したい方が見つかって、お声をかけて頂きました。美容室は美容室専門の工事屋さんがいるみたいで、そこの業者さんとの相見積でした。お伺いしたのは、どんな美容室にしたいのか。話をお伺いすると、ヨーロピアンアンティークがお好きとのこと。図面を書くために、居ぬき物件に一日籠って考えました。どうしてここの空間はなんか暗く感じるのか?考えに考えると。腰壁の高さに問題あることがわかりました。
他には、装飾がまったくない扉や家具扉が冷たく感じることも、空間を暗くしてること要因でした。そこで予算を抑えて、交換するものは交換して最大限に替えるにはを必至に考えました。壁にテクスチャーをつけて、腰壁位置を下げて、モールなどで装飾することを基調に計画しました。照明などは玉交換と部分的に位置をずらした程度でほとんど変えませんでした。オーナー様と世界感が共有できれば、ここまでリノベーションできるんです。
- 空間は変えてないのに、色や仕上げ材でここまで変わりました。
- この革張りソファーが先に購入されていたので、イメージしやすかったです。
- これからどんどん、オーナーさんの世界観が追加されていくと思うとワクワクします。
- 子ども部屋はチョークペイントを使って塗ってみました。
- 入口に表情を持たせたかったので、このような使い方されてかなり嬉しいです。
- 一番お金かかる、散髪部分の床が本物のフローリングを使っていたのが、かなり助かりました。
- 左はトイレ、右は子供部屋にしました。
- 腰壁の高さと色で、空間は狭く感じるものです。この時代の流行りだったんですね。
- 昔の洗面台は重めだったので、今回は交換しました。
- リフォーム前です。
- 前の店のカウンターです。
- プリント合板の扉もモールディングをつけるだけで、見た目が大きく変わります。エイジング塗装をしてみました。
- 前も美容室だったので、たくさん収納はありました。そのすべてにモールディングを付けました。
- トイレ内はお金をかけるゾーンとして、洗面台・トイレを交換しました。若干安い アサヒ製陶の商品を利用しました。
- 洗髪エリアは排水の関係で、床をあげる必要がありました。さすがに本当のタイルを張るには面積が広く金額が張るので、Pタイルを使用しましたが、本物のフローリングにイミテーションのフローリング柄を張るとチープさが際立つので、6角形のタイル柄を選択しました。
- もともと現場においてあった、カウンターをリメイクしてみました。ゼロから作るよりかなり安くカウンターが出来たと思います。
- 塗装工事はたくさんありました。かなり頑張ってもらいました。
- カウンター造作