2023年4月10日
在来浴室リフォーム(茅ヶ崎市)
長年メンテナンスをさせていただいているお客様から、2世帯住宅の洗面浴室をリフォームしたいとご連絡頂きました。RC建築でとても長細い浴室だったので、特注でユニットバスも計画してみましたが、今の空間より確実に狭くなるため、在来工法(タイルや浴槽をセットしてつくる方法)でリフォームとなりました。併せて、バランス釜から給湯器への交換も行いました。
- 既存の浴槽は、ライニングを背負っていて、浴槽が足を延ばせないサイズでした。自動湯張りもできない仕様でした。
- 奥のPSには、配管を鼠がかじった跡があり、一度解体して点検しました。また、浴室の木枠はすでに下部が腐ってました。
- 扉が開き戸の為、洗い場が広く、浴槽が狭いプランでした。窓の木枠は腐ってました。天井の勾配が、窓側に出しているのも問題かと思いました。
- 新しく浴槽が来るところを墨出しして、ハツリブロック積むために下地を調整しました。木枠も解体済です。
- ブロックを積んで、排水勾配を考えて、側溝をつくり、土間の下地の段取りをしています。
- 浴槽据える前に、周辺タイルを張っています。
- 前回の勾配は窓に向かって、窓枠を腐らせていたため、今回は勾配を浴槽側の長手に引っ張りました。リフォームの場合、ただ美装を変えるだけでなく、こういうところに気づけるかもカギだと思っています。
- 内装完了です。あとは、水回りの商品をセットすれば完了
- 収納力のある洗面台を採用しました。
- 浴槽を大きくした分、今回は洗い場が狭くなりました。お年寄りが立ちやすいように、シャワーはバー型を採用しました。
- 今回ランドリーバーを設置し、浴室換気扇も一緒にいれました。また、前回開き戸だったのを折れ戸にして、スペース確保に努めました。
- 1回の見積やプランで納得することはなかなか難しいです。思いや考えをぶつけられる施工業者を皆さんもみつけてください。いいリフォームができますよ、きっと