2019年12月26日
住み継ぐためのリフォーム(茅ヶ崎市)
設計士さんからのご紹介のお客様でした。初めて中を見せていただいたときの印象は、え?どこをリフォームされるんですか?というくらい、毎日綺麗に掃除をされていて、どこも壊れていないお宅でした。話をお伺いすると、安普請で作った部分があり、旦那様亡きあと、いい状態で次の世代にこの家を引き継ぎたいと伺いました。そこで以下のリフォームを行いました。
扉はすべてナラ無垢の扉に交換する。前は突板の扉でした。キッチンは床暖房を入れて、新品に交換する。既存タイルはなるべく思い出にしたいので、丁寧にはがす。浴槽を前に交換してときに、前の業者さんが壁に断熱をいれてくれなかったので、結露がひどいので、改修時に入れてほしい。1階、2階トイレの内装をすべて変えたい。デッキがプラスチック製の床なので、腐りにくい木で作り変えたい。屋根を点検して、外壁を塗り替えたい。
壁の仕様は、下地用クロスを施工した上で、塗装を行いました。床は、今はあまり使用することのない、ニチマンのゴムタイルを使用、建具の鍵やハンドルは老舗、堀金物を使用させていただきました。最後の引き渡しのときに、「これでお父さんに顔向けできるわ」と言われたのが印象的でした。